2009-11-28

今月の本(2009年11月)

徐々に読書欲が消えているMittyです。寒くなったり、暖かくなったり風邪引きそうな気がしますが、皆様はお元気でしょうか。そろそろ忘年会シーズンでどんどんお金が消えていくこの時期。無駄遣いしないで小説でも読んでじーっと過ごしましょう(嘘)。
今月、読んだ本は以下。

誉田 哲也 「ソウルケイジ」
☆☆


ストロベリーナイトの続編です。姫川玲子が気になってしょうがないという方は必読です。以下はAmazonの紹介文をコピー。

「多摩川土手に乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見された!姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって…。進境著しい俊英・誉田哲也が渾身の力をこめて描く、丹念に積み上げられた捜査小説にして、胸をうつ犯罪小説の白眉。」

今回は僕の想像していた、誉田さんのエログロさが全く感じられない寂しい内容でしたが、続編だけあってそこそこ楽しめます。紹介文にある「丹念に積み上げられた捜査小説」という辺りがパンチを感じない原因かもしれません。ただ、刑事小説としては面白いので刑事者が好きな人にはお勧めですが、ジウとかアクセスとかが好きな方には物足りないかもしれませんね。


宮部みゆき 「火車(かしゃ)」
☆☆☆


レベル7が面白かった宮部みゆきの長編小説。1988-2008の「このミステリーがすごい」でベスト・オブ・ベスト国内編で第一位らしいです。あらすじは以下。

「休職中の刑事(本間俊介)が遠い親戚の男から婚約者を探して欲しいと頼まれる。本間は簡単に考えていた人探しであったが、婚約者の過去を調査していくとある事実が浮かび上がる。婚約者はなぜ姿を消したのか。婚約者の過去に何があったのか。その女性を探す中で関わる人々の協力を得てとうとう真実を突き止めるのだが…」

とまぁ。ありがちなミステリー小説と思います。しかし、そこはベスト・オブ・ベストに選ばれるだけあり、想像を斜め後方に裏切る(?)結末がまっています。レベル7の次に読む「宮部みゆき物」としてはよかったのかな。


誉田 哲也 「月光」
☆☆☆


Tamaちゃんに借りた「誉田哲也」繋がりのこの本。なぜか行間が広くて、本の厚さの割には簡単に読み薦められます。あらすじは以下。

「野々村亮子が死んだ。当時高校生であった亮子は周りのみんなを幸せにできる明るい性格とその美貌で人気ものであった。その亮子がクラスメイトの菅井が乗るバイクにひき殺された。菅井はその場で出頭し、警察は事情徴収の末に事故であると結論付けた。亮子の妹である結花は姉の死に不審な思いを持っていた。死の真実を知るべく、結花は姉と同じ高校に進み、姉の死について調査を開始する。姉に関係した人々から見えてきた真実とは…」

いいですね。これ。誉田さんの趣味が出てるのか、僕の大好きな流れです。最初は「高校ものかー。ガキは嫌いなんだよなー」とか思って読み始めたら、亮子を好きになりました。えへ。気楽に読めるしお勧めです。


馳 星周「マンゴー・レイン」
☆☆☆


本棚で見つけたので読んでみました。馳星周物というとアジアンヤクザ物が日本で大暴れ的なイメージが強いです。葉巻の本は面白かったけど、小説はどうなんでしょう。あらすじは以下(背表紙より)。

「タイ生まれの日本人、十河将人。彼はバンコクで再開した幼馴染から、中国人の女をシンガポールに連れ出す仕事を引き受ける。法外な報酬に、簡単な仕事。おいしい話の筈だった。だが、その女と接触したとたん、何者かの襲撃を受け始める。どうやら女が持つ仏像に秘密が隠されているらしい…張り巡らされた無数の罠、交錯する愛情。神の都バンコクで出会った男と女の行き着く果ては。至高のアジアン・ノワール」

コレ読んで、昔見た映画「トゥルー・ロマンス」を思い出しました。クリスチャン・スレイターの代表作で、ぱっとしない漫画屋の店員がある女と知り合うことで変わってく物語です。内容は全然違うのですが、同じ香りのする物語だなぁと思います。最初の方にバンコクの地図があり、イメージするために何度か内容と場所を確認しながら読みました。ギャンブルで失敗した男の最後のギャンブル。どのような結末になるか気になったので一気に読み終わり、悶々とした感情だけが残りましたとさ…


唯川 恵「めまい」
☆☆


嫁に借りました。短編集になっていて全10話あります。が、僕はどうも好きになれません。女性が読む本なんでしょうか。どろどろした話もどこと無く昼ドラっぽい感じです。以下は背表紙より。

「私、きれいになりたいの」ある夜、美容外科クリニックを開業した庸子のもとを訪れたのは、高校時代に苛めぬいた吉江だった。(きれい)

恋人の話を楽しげにする省吾。ずっと愛してきたのに、彼は私を親しい友人としか見てくれない(誰にも渡さない)

女が男を心から愛したとき、行き着く果てはどこなのか。愛と背中合わせの狂気。その恐怖と悲しみを描く10人の女たちの物語。

確かに恐ろしい…恐ろしいけど何かが違う。一話目の「きれい」はなかなか面白かったけど、読み進めるうちに「うちの嫁がこの本が好きってことは…」みたいな恐怖に悪寒を感じました(汗)。女って怖いなーと言うことで。

0 件のコメント:

コメントを投稿